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※雰囲気を味わってください。
軽く現代パロ+気持ちSF気味。
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とても無事とは言えないけれど、大地が失われずに済んだことを祝おう。
ゆっくり時間をかけて、失ってしまったものを取り戻していけばいい。
時間は山ほど余っているのだから。
「レオナルド!」
焼け焦げた地面に立った姿を見て、思わず彼の名前を大声で叫ぶ。
如何してここに、とか、いつからここに、とか、そんなことはどうでも良くなった。
もう一度会えたら伝えたいことが沢山あったけれど、全て喉元で止まる。
こちらを振り向いたレオナルドは一瞬驚いた顔をして、けれどゆっくりと微笑んだ。
ひょっとしたら、俺は泣きそうな顔になっていたのかもしれない。
「…会いたかった」
久しぶりに触れた手は少し傷が増えていて、そして少し震えていた。
大丈夫、もう離れ離れになんてならない。
現にこうして俺達は戦争を生き残って、もう一度出会えたんだから。
「ああ、俺も」
涙が流れないように必死に堪えながら、今出来る精一杯の笑顔で言ってやった。
伝えたいことがたくさんあるんだよ、レオナルド。
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こんにちは、私の恋人
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