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※ロンドンライフのアバター+仮面科学者×教授。(ちょっとだけど) 3P。
すごく、ヤってる。
それでも良い方はどうぞ!
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その夜は散歩するにはもってこいの夜だった。
霧のかかったロンドンの町並みが街灯にぼんやりと照らされ、とても静かで幻想的に見える。
息抜きをしようと研究室から散歩に出た私は、折角だからいつも通る道とは違う道を通ることにした。
もし、私が予知能力を持っていたら、そんなことはしなかったのだろうに…。
濃い霧の中では足元がおぼつかなくなる。
電話ボックスの後ろにベンチの並ぶ、少し狭いスペースがあるので、そこに入った。
あまり街灯の光が届かない場所だが、休憩するにはちょうど良い。
ベンチの一つに座ろうとして、
「…ッ!?」
私は突然、背後から突き飛ばされ、どっとベンチに倒れこんでしまった。
「確かに散歩をするには素晴らしい夜だな、レイトン。…だが、一人にならない方が良い」
「デスコール…!」
振り返ると、いつものあの仮面をつけた男が立っていた。
その手元には、彼のマントについている物と同じ紫色をしたリボン。
彼は、体勢を直そうとする私の両手を、そのリボンで素早く一纏めにした。
ギリ…と滑らかな肌触りのリボンが手首に食い込む。
「折角会えたんだ、お相手願おうか?」
「なにを…っ」
「これだけ霧が濃ければ、誰も私達に気付かないだろうしな」
思うように抵抗出来ないまま、彼の手がズボンのベルトを抜き去っていく。
ベルトの金具が街灯の明かりを反射して、あまりの眩しさに目を瞑った。
軽い音を立てながらズボンが彼によって肌蹴る感覚がした。
「やめ、…!」
「黙って感じていれば良いじゃないか、エルシャール」
「く、…ぅ…!…ん、んぅっ…」
乱暴に口付けられ、息すらできない程に深く口腔を犯される。
どうにかして私が息をしようとしてもがくその間も、下半身を弄る手は止まらない。
立ち上がりつつあるそれを扱かれた時、一際高い声が出てしまった。
「んぁあっ、や、あっ!」
「…かわいい」
「はぅっ…あ、ふ…」
やんわりと肌をなぞっていた手が、後ろへ回る。
その手が辿り着く先を、私はよく知っている。
「ぅ…くっ、こ…んな、ところで…!」
「嫌か?…まあ、下をこんなにして言える台詞じゃないな」
「ふ、ぁ…!」
態と音を立てながらそこを指でかき乱されて、さっと顔が赤くなった。
夜で、しかも人影が見えないとは言え、公衆の場で、こんな。
足腰が立たないほどに感じてしまっている自分が恥ずかしい。
「はぁ…っ、んぁ…あ…」
「…さて、そろそろといったところか」
ふと、体を責める手が止まり、その顔が夜道の向こうへ向けられた。
一体、何を。そう思った私が体を起こそうとすると、再びベンチに押し付けられる。
充分に手でほぐされた場所へ、彼自身が宛がわれて、
「あぁあッ…ふ、あ、あ、…!」
「ハハッ、相変わらず、お前の中は締まりが良い」
「は、う…!…」
開き続けている口の端からだらりと唾が流れ落ちていく。
そのまま、激しく中を犯されて、私はもう思考することを止めた。
生理的な涙でぐらぐらと歪む視界の中で、誰かが近づいてくる。
「すまないね、先に始めてしまっているよ」
「かまいませんよ、デスコールさん。これまた、…すごいですね。教授ったら、こんな顔するんですか」
霧の中でも分かる、手入れのされたシルクハットを被った頭。
いつも何かと世話になっている、あの子だと、すぐに分かった。
今まで見たこともない顔をして、彼は私の頬をそっと撫でる。
「教授、私が分かりますか?」
「ぁ…ッ!!きっ君は、…ひあぁっ!」
名前を呼ぶ前にデスコール自身で奥まで貫かれ、視界に火花が散る。
ああ、だめ、だめだ、この子の前なのに!
私の願いと裏腹に、体は快楽に震え、熱くなる一方だった。
しゃんとして立つ彼はというと、目前で楽しげにそれを見下ろしている。
「デスコールさん、教授に乱暴しないでくださいね。ここをリサーチしておいたのは、私ですよ」
「分かっているとも」
「あーあ、いいですねえ、デスコールさん。いつもこんなに可愛い教授を独り占めして…」
彼の手が頬から離れ、気付くと彼はベンチに座り、こちらを見ていた。
普段は凪いだように落ち着いた目は、今はぎらぎらと猛獣の眼差しをしている。
「ゆっくりでかまいませんよ、どうぞ。…というより、本当にいいんですか、私が抱いても?」
「はは、君ほど愉快な奴には会ったことがないからな。君になら構わないさ」
「何を、言って…!ひっ…や、あっ!はぅ、あっ…あ、あ…!」
どくん、と脈打った雄を感じた直後、ドロドロと中に注がれて、私は達した。
萎えたモノが抜かれて初めて、ゆっくりと呼吸をする。
ベンチで行為を見ていた彼は、涙と汗でぐしゃぐしゃになった私の顔に軽く口付けた。
夜霧の中でぼんやりと見える彼の頭には、あのシルクハットがない。
隣に置かれたベンチの上にでも乗せたのだろうか。
「ごめんなさい、レイトン先生」
昼間、愛らしい花を抱えていた彼の指がそっと下半身に触れる。
やがてその指が後ろへと回って、私は目を見開いた。
彼は他の男の体液がまだ残っている場所に指を入れて、くるりと中で一回転させる。
「一回、あなたを抱いてみたかったんです。大丈夫、これで最後。もうしませんから…」
「まっ待ちなさ…!」
指が引き抜かれると、じゅぷ、と音を立てて、反りあがった熱が入ってきた。
「く…あ、あぁッ!」
まだ余韻が残っている体は簡単にそれを受け入れてしまう。
中に出されたあの男の体液が動く感覚にさえ快楽を感じて、私は目を閉じた。
「ぁ、あ、…ん、んっ」
「中、熱いですね…!はは、すぐにイっちゃいそう…」
「ひゃ…!はぁあっ…!」
性急に事を進めようとするデスコールとは違って、彼は徐々に刺激を強くしていくのが好きらしい。
中を彼自身が貫く合間にやんわりと中心を扱かれて、あまりの快楽にがくがくと足が震える。
抵抗することを忘れて喘ぐ私の耳元に、彼は笑いながら囁く。
「たっぷり楽しみましょうね、エルシャール・レイトンさん。夜はまだまだ長いんですから」
ごめんこれ以上は私が耐えられない(^p^)すみませんでした!
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